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有田市のリアルなお金事情を紹介します
目次
田舎暮らしを始めるにあたり、「働き方を見直す」という考えも増えている昨今。起業したり、副業したり、地方に住みながらも首都圏の仕事をすることもあり!と、有田市でも様々な職業の方が生活しています。とはいえ、まずは企業や店舗などで働きながら暮らしをスタートさせよう、有田市を拠点に会社勤めをしようと考えている方も数多くいらっしゃいます。
1.田舎は本当に給料が安いのか?
田舎に移住する際の不安要素のひとつとして、「田舎は給料が安い」問題。
確かに和歌山県は大卒初任給で大阪府よりも16,600円安い…と、これだけ見るとちょっとショッキングな数字ではありますね。
でも心配無用!
「生活全体を考えると、有田市での暮らしは比較的自由に使えるお金が多くあります!」これは胸を張って言えます。
家賃の平均月額が大阪は55,614円、和歌山が41,094円と14,520円安い!
とはいえ初任給は大阪が16,600円高く2,080円の差額があるのでは?とお考えの方にお知らせしたい!
この2,000円強を埋めるのが、『物価』です。
有田市生活のメリットとして一例をあげると…
都会で産地直送というと、輸送コストがかかるなど高いイメージがあります。しかし、ここでいう産地直送は、地産地消。その日の朝に捕れた魚や朝摘みの野菜など、鮮度が高く体によい食材が店頭に並びしかも安価!いうまでもなく、月2,000円分以上のメリットがあります。
それよりなにより、ご近所さんから釣った魚や作った野菜を貰うことも多い!人情味あふれる有田市での、ご近所づきあいのメリットは無限大です。
では実際に有田市でマイホームを建てた移住者の先パイたちにインタビュー。年齢や家族構成など異なるタイプの方々に、日々の生活スタイルからちょっと踏み込んだライフプランまで質問をぶつけちゃいました。
〔和歌山県〕 | 〔全国平均〕 | 〔大阪〕 | |
---|---|---|---|
大学卒平均初任給 | 193,500円 | 200,000円 | 210,100円 |
25-29歳の平均月給 | 263,400円 | 259,400円 | 285,200円 |
家賃平均月額 | 41,094円 | 55,609円 | 55,614円 |
平均純貯蓄額 | 1,356万円 | 1,031万円 | 948万円 |
消費者物価地域差指数 | 99.2 | 100.0 | 99.7 |
引用資料
令和元年資金構造基本統計調査【企業規模10人以上】(厚生労働省)・平成30年住宅・土地統計調査(総務省統計局)
平成26年全国消費実態調査【二人以上の世帯】(総務省統計局)・令和元年小売物価統計調査(総務省統計局)
2.先パイに聞いちゃいました(有田市歴5年・子ども5歳)
有田市歴5年 Nさん
家族構成
父(40代)会社員
母(40代)パート
子(5歳)
夫(有田市出身)妻(岩出市出身)、しばらくは和歌山市内で家族3人暮らしていましたが、夫の実家、そして有田市が職場だったことから家を建て移住することに。
岩出市出身の奥様に話を伺うと「夫はじめ、有田の人は『有田愛』に溢れていると思います。私の周りにもご主人が有田市出身でUターンしたという方も多いですね。私は県内からの移住ですが、奥様が他府県出身という方もたくさん。野菜や魚、果実もふんだんにいただけます。
子どもがまだ5歳と小さいですが、子どもの数が少ないので近所の方はじめみんな大事にしてくれるのも嬉しいですね」と感想。
普段の平日は、前職のスキルを活かし飲食店でシェフとして活躍するNさん。パート先のオーナーさんは「主婦の方の働く場を増やしたい」という思いがあり、子どもが長期の休み期間などは心置きなく休ませてくれるので、仕事を続けていけると話します。
Q.お買い物は?
A.食品類は、車で8分ほどの、バイパス沿いのスーパー3店をはしご。衣類はネット中心かな。
Q.休日の過ごし方は?
A.近くの公園。たまに近隣の市町村の公園に行くこともあります。
Q.有田市の印象。有田市ならではのできごと。
A.町全体がアットホーム。この前、フグをもらって捌くのに動画を見ながら悪戦苦闘。
3.先パイに聞いちゃいました(有田市歴25年・子ども成人+中学生)
有田市歴25年 Kさん
家族構成
父(50代)会社員
母(40代)パート
長男(20代・社会人)
次男(20代・大学生※県外在住)
長女(中学生)
成人した長男は、京都の大学を卒業後、地元企業に就職し、今は実家から職場に通っているKさんファミリー。
次男は大阪府で大学生として独り暮らしをしているので、現在4人でお住まいです。そろそろ子育ても卒業というKさん。有田市について語るのは「長男次男とも、地元の中学を卒業し、高校は有田地域と和歌山市に。電車の本数も多いので通学するのも便利なところです。
現在、長女が中学3年生ですが、和歌山市にある高校を希望しています」と、選択肢が多いのも有田市のいいところと話します。
ご結婚から25年を迎え、子育て卒業間近のご夫婦の休日の過ごし方は、ご主人は釣り、奥様はちりめん細工の手芸とそれぞれの時間を楽しんでいます。
Q.お買い物は?
A.職場が湯浅町なので、平日は湯浅で済ますことが多いですね。衣類はネットか泉南のアウトレットなど。
Q.休日の過ごし方は?
A.夫婦それぞれの趣味を楽しむのと、長女と3人で買い物に出かけることもあります。
Q.有田市の印象。有田市ならではのできごと。
A.令和3年度よりMarryYouの子育て支援ができました。次男が大学を卒業した際には、ぜひ奨学金返還支援助成を申請したいと思います。
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